2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

教師の役割

学び続ける子どもを育てるには? その子の外の環境と内なる心の環境、その二つを整えてあげることが大切。 外の環境とは何か?それは子ども達が学ぶ環境。 安心して学べる環境か否か? では安心して学べる環境とは? 安心して学べる環境とは、 いつでも誰に…

名画パズルのゴール

「図書室で本を5冊借りると、パズルのピースがもらえるんだって。」 「クラスで全員を借りると絵が完成するんだよ。」 そんな子ども達の会話。 休み時間、子ども達は図書室に走ります。 そして、数日後にはパズルのピースを手に入れ、ニコニコしながらそれを…

[私はこう思う]「学び合い」崩壊させない〜成立モデルから持続モデルへ〜

目的とは「まと」。最終的にたどり着くべき場所です。 では我々「学び合い」を実践している教師のゴールはどこにあるのでしょうか? 「みんなができる」 「学び合い」の中で象徴的に使われる言葉。 しかし、「みんなができるようになる」ことが我々のゴール…

圧巻!子ども未来会議

昨日、仙台市体育館で「子ども未来会議」が行われた。 集まった子ども達約30名。 子ども達を5つのチームにわけ、それぞれのテーマで話し合いを行った。 話し合った内容はこちら。 ?学び続ける子ども 君達がしている勉強ってどんな勉強? やってみてどう?…

「どうして勉強するの?」と聞かれたら?

「ねえねえ君たちってどうして勉強するの?」 こんな風に子ども達に聞いたらなんて答えるでしょうか? 「……わかんない!!」 なんていう子 「成績をあげていい高校に入るため!」 なんていう子 「お母さんが勉強は大事だっていうから…」 なんていう子 中には…

なぜ叱るの?

「まったく…面倒なことして…」 子ども達が何か悪いことをした時、我々はそんな風に思いがちです。 確かにトラブルはないに越したことがないでしょう。 しかし、人が集まれば問題が起きるのはある意味当然のことなのです。 必然的に起きる学級内のトラブルを…

異学年『学び合い』

校内研修。 5年生クラスと異学年『学び合い』を行っている。 教科は算数。 『学び合い』といっても、5年生と6年生が関わり合う機会はほぼゼロ。 お互いが別々の課題を自分達で行う。 場が共有されているだけだ。 教室に約50人。 高学年ともなると体も大…

親・教師に望むこと

我々何を目指して子ども達を育てているのでしょうか? それは子ども達を自立させることです。 そのためには どんなに壁にぶつかってもあきらめることなく、 学び続けられる人に育てていかなければなりません。 ではどのようにすれば学び続けられる 子ども達…

 『学び合い』教師に必要な視点

『学び合い』を成立させるためには クラスを「チーム」にまで高めていかねばならない。 グループ(群れ)から「チーム」(団)へ。 「グループ」と「チーム」の違いは何か? それは「目的」があるか否か。 目的なき集団が目的を共有した瞬間に、その集団は「…

『学び合い』と「学級崩壊」の違い

うちのクラスは良い学び?ルーズな学び? 『学び合い』では子ども達が自ら意志をもって動き出します。 教室を見ると、子ども達が立ち歩き、 一人一人がバラバラに学んでいます。(学んでいるように見えます) この状態を、何もわからない人が見たら「学級崩…

予習がスタートダッシュを決める

「さあ、話し合いを始めよう!」 先生がそう言った時、パッと子ども達が学び出すクラスとそうではないクラス。 この差はどこにあるのでしょうか? パッと動き出せるクラスは能力が高い?、 動き出せないクラスは能力が低い? いえいえそうではありません。 …

褒める・叱る

「子ども達は褒めて育てるのがいい」 そんな言葉が多く聞かれる。 確かにそうかもしれない。 しかし私は褒めるだけで子どもは育たないと思う。 私も子ども達を褒める。 しかし、それは褒めて育てるためではない。 ではなぜ褒めるのか。 それは本気で叱るため…

なぜ『学び合い』が崩れていく?

なぜ『学び合い』が崩れて行くのか? 「学び合い」は子どもが主体。子どもを信じて任せる。 そのように言われると、じゃあ教師は何をしてるの? という質問をよく受けます。 『学び合い』は究極の一斉授業。 「信じて任せる」とは言っても、子ども達の学びが…

ぶれ

先ほど「グラつかない柵を教師が創るべき」と書いた。 しかし、若い教師がそう簡単に強固な柵を設けることはできない。 教えるべきか?任せるべきか? 見守るべきか?一旦止めるべきか? 進むべきか?立ち止まるべきか?戻るべきか?…… 私達の感情は常に揺れ…

話し合いを看取る観点

ペアトークやグループトーク。 自由な話し合いなど、様々な学び方があると思います。 しかしこんな悩みはありませんか? すべての子どもの話し合いが看取れない。 子ども達があそび出してしまう。 話し合いが深まらない。 子ども達に話し合いをさせる時、 子…

『学び合い』を成立させるために必要なこと

『学び合い』を成立させるためには必要なことは何か? それは 「お互いに相手を尊重し、自分に足りない所を共に補い合いながら、クラス全体を高めていくのだ」という意志を子ども達自身がもつことであろう。 「自分さえよければいい」 「他の人は関係ない」…

[その他]子ども未来会議

11月19日(土)仙台にて子ども未来会議が開かれます。 詳しくはtontan先生のブログをご覧ください。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/tontan2/20111106今までにない画期的な取り組みです。 注目です!