授業の在り方

「なんとなく」見るな

授業中。 子ども達をじっと見る。 そして考える。 次に何が起こる? このままいくとどうなる? 自分はどうする? そうするとどうなる?… 予想外の結果が出た時。 それが考える材料となる。 「行動」することは大切。 しかし、ただの思いつきでなんとなく行動…

本質を見据える授業

「目的」は一番奥にあるもの。 常に一番奥にあるものを見つめる。 日常であろうと、授業であろうとその姿勢は変わらない。 …というか状況でそれが変わるわけがない。 ころころ変わるということは削ぎ落とせていない証拠だろう。 最近は自然に「目的」を意識…

始まった瞬間に終わっている

算数の教科書は最後の単元に入った。 もちろん再度学び直しはする予定。 3学期前半は徹底的に学び直し。 後半は中学校の予習まで高めていく予定。 今のクラスの子ども達を「中一ギャップ」に陥らせない。 彼らのゴールは小学校卒業ではない。さらに遠く高い…

「子ども達がいつも同じ人としか関わろうととしないのです…」?

「なぜ仲良しな人だけと学び合っていてはだめなのか?」 私はこの答えに関するキーワードは2つあると考える。 それは「似ている」と「不安」というもの。 昨日の記事では「似ている」というキーワードをもとに、子ども達になんと語るべきかを考えた。今回は…

「子ども達がいつも同じ人としか関わろうとしないのです…」

「学び合い」でよく聞く悩み。 それは 「仲良しの人どうしがいつも一緒にいてあまり学び合っている感じがしないんです」「いろいろな人に意見を聞くんだよ。と言っても子ども達が動きません。」 という悩み。 「いつも決まった人としか学ばない」 その悩みの…

『学び合い』を崩壊させない

「学び合い」の誤解。「それはわかる子がわからない子に教える学習」という認識。 子ども同士が話し合い、教え合っていれば「学び合い」。 そう考えていると「学び合い」は浅いものになる。 時には学級を崩すきっかけとなる。 「わかった人はわからない人の…

『学び合い』と「学級崩壊」の違い

うちのクラスは良い学び?ルーズな学び? 『学び合い』では子ども達が自ら意志をもって動き出します。 教室を見ると、子ども達が立ち歩き、 一人一人がバラバラに学んでいます。(学んでいるように見えます) この状態を、何もわからない人が見たら「学級崩…

予習がスタートダッシュを決める

「さあ、話し合いを始めよう!」 先生がそう言った時、パッと子ども達が学び出すクラスとそうではないクラス。 この差はどこにあるのでしょうか? パッと動き出せるクラスは能力が高い?、 動き出せないクラスは能力が低い? いえいえそうではありません。 …

なぜ『学び合い』が崩れていく?

なぜ『学び合い』が崩れて行くのか? 「学び合い」は子どもが主体。子どもを信じて任せる。 そのように言われると、じゃあ教師は何をしてるの? という質問をよく受けます。 『学び合い』は究極の一斉授業。 「信じて任せる」とは言っても、子ども達の学びが…

話し合いを看取る観点

ペアトークやグループトーク。 自由な話し合いなど、様々な学び方があると思います。 しかしこんな悩みはありませんか? すべての子どもの話し合いが看取れない。 子ども達があそび出してしまう。 話し合いが深まらない。 子ども達に話し合いをさせる時、 子…

『学び合い』を成立させるために必要なこと

『学び合い』を成立させるためには必要なことは何か? それは 「お互いに相手を尊重し、自分に足りない所を共に補い合いながら、クラス全体を高めていくのだ」という意志を子ども達自身がもつことであろう。 「自分さえよければいい」 「他の人は関係ない」…

「話す」と「語る」

学級通信150号より 帰りの会の振り返りペアトーク。 皆懸命に話し合っているように見える。 しかし、よく見ると様々な表情が混じり合っている。 すごく楽しそうに話し合うペア。 なんか盛り上がりにかけるペア。 心から自分達を振り返っているペア。 ただ…