2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

(6)常に自分が主役の45分に

協同学習においてもっとも注意していかなければならないのは、なんとなく「わかったつもり」になってしまうことです。 一生懸命学び合っているように見える。 しかし、学び合ったあとにどの程度定着しているか確認してみると、さっぱり理解していなかった。…

(7)「書く」ことの利点

数年前のことです。ある講演会に参加させていただく機会がありました。 その方は「書くことの価値」を様々なデータをもとに話されていました。 その時具体例として述べていたのが以下の話です。 子ども達の聴く姿勢を鍛えるには「書かせる」といいですよ。 …

(1)教師として必要な想い

「良い授業をしたい!」 そんな想いを抱きながら毎日悪戦苦闘し続けていた20代。 「わかった!」「できた!」「なるほど!そういうことか!」 そんな子どもたちの声が聞きたくてがむしゃらに突き進む毎日でした。 毎晩遅くまで教科書とにらみあい、明日の…

(2)良い授業とは?

「良い授業がしたい!」 以前はそんな想いでがむしゃらに突き進んでいました。 しかし、先ほどの対話によって 「良い授業って一体どんな授業なのだろう?」 と考えるようになったのです。 はずかしながら、今まで私はそのような問いに向き合うことなく授業に…

(3)子どもたちを成長へと導くために必要なこと

大切なのは「いかに教えるか」ということの先にある。このように述べると、一斉指導(教えること)が悪で、子どもたちに任せ考えさせること(協同的な学び)が善なのかと考えてしまいがちです。 私自身もそのような考え方に陥ってしまった時期がありました。…

(4)良質なインプット・アウトプットとは?

大切なのは教わる(インプット)ことと、それをもとに表現・行動する(アウトプット)ことを繰り返していくこと。 これは誰もが共感してくださるのではないでしょうか?どの先生も授業において必ず話を聴く場面も、自分の考えを表現する場面も設定しているは…

(5)子どもたちが成長させるために必要なこととは?

子どもたちが成長し続けていける授業をつくるためには「良質」のインプットとアウトプットを繰り返ししていける場を保証することが大切になります。 教えてほしい(インプットしたい)時に「教えて」と言えること。 表現したい(アウトプットしたい)時に全…

人の生きる意味

「人はなんのために生きているのだろう」 こんなことをふと考える。この問いを抱くと同時に湧き上がる問いは 「人の生死とは何か?」 という問いだ。誰にでも必ず訪れる「死」。 誰もが必ず死ぬのになぜ人は生きるのだろう。 生きることの目的とはなんなのか…

委ねない

例えば山の中で道に迷ったとする。 メンバーの中に目的地へ至る道筋を知っている人がいるかいないか。 それは死活問題だろう。 今どちらの方向へ向かっているのか? 目的地に近づいているのか? この先に待ち受けているものは何なのか?それを理解し、道を指…

「おあずけ」が生み出す思考停止

授業において「おあずけ」の時間を減らす。 「おあずけ」の状態が長くなれば長くなるほど思考は低下し、停止していく。 「先生。めあては書いてもいいですか?」 「先生。式は書くんですか?」 「先生。色で書いてもいいですか?」 「先生。まとめは書くんで…

「放す」ために「握る」

「自主性」と「主体性」はどう違うのか? 同じように捉えられるこの言葉だが、この違いがしっかりと理解できることで様々なことがつながってくる。 この記事を読んでいろいろなことを考えさせられた。 http://u-note.me/note/47485918 「自主性」とはやるべ…

価値は生み出すもの

必要ないと感じたことはやらない。 ずっとそれを貫いてきた。 しかし、最近はその考え方が変わってきた。 「本当に必要なことをやるために、必要のない(と思われる)こともしっかりやる」 のだと。 「必要」「不必要」という線引きをするのではなく、それら…

あいさつ

「うちのクラスの子はあいさつが出来ない。」 そんな声を耳にする。 しかし、それは心が閉じている証拠。 「あいさつをしろ」と強く指導しても意味はない。 心が閉じているのだから力づくでこじ開けても必ず閉じる。 「あいさつ」は自分の心の状態を表すバロ…