本日得たこと。

実践を発表する場をいただいた。
こういう場で一番学びをもらえるのは自分自身。強くそう感じた。
課題もたくさん見つかったが、得られたものはそれ以上だった。

伝えても伝えきれないことがある。
何を伝え、何を削ぎ落とすか?
思考を再度「整理」する必要があると強く実感。

今日一番の学び。それは生活科、総合学習の変遷を学ぶ中で見た一枚の写真。その写真には大正時代の学級の様子がうつっていた。
唖然とした。
自分のイメージしていた授業と全然違うものだった。

立って話し合っている子もいる。黒板に考えを書いている子もいる。先生に相談している子もいる。一人で学びに向き合っている子もいる。
まさに多様な学びを共有できる教室がそこに映っていた。

教科の枠なんてない。すべての教科をつなげ、生き生きと学び続ける子どもを育てたい。
そんな想いに燃える先人の息遣いを確かに感じた。

「あぁ。自分が目指す道を志した先人が確かにいたんだ」
グッときた。
涙が出そうになった。
まだまだ先に進み続けていける。
そう実感させられる一枚だった。

もう一つ得たこと。
それは自分の追い求めたいと思える人間像のイメージが形になってきたこと。

芯の強さを持ちながらも、柔らかく、温かく進み続ける。
自分が惹かれる人はそういう人。

自分の見ている世界はまだまだ狭い。まだまだ浅い。
もっと高く、もっと広く、深く。
そんなことを再確認できた一日だった。

引き続き明日も貴重な学びの場。
次につながる何かを掘り起こしてきたいと思う。