2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

成長の可視化

「◯◯のために◯◯が必要なんだ」 数年前まで自分はこんな言葉を振りかざし続けていたと思う。 しかし最近はこういう言葉をあまる使わなくなったように感じる。 わざわざ力を入れずに語らなくても、伝えることができるようになってきたのかもしれない。「◯◯のた…

しばしお別れ

札幌に来て3年。 いよいよ今の学校に別れを告げる時がきました。すてきな子どもたち、保護者のみなさん、同僚に支えられた3年間だったなぁ。 担任した子どもたちはどの学級の子もすてきでした。まっすぐで一生懸命。 優しくて、芯がある。この3年間、迷い…

再会 「知識」から「知恵」へ

札幌に来たのは3年前。 その年私は6年生担任だった。 卒業する彼らと共に札幌という新天地へ来た3年前。 その時の卒業生も高校受験を経て、いよいよ高校生へ。彼らが一歩一歩大人へと近づいていく姿を見ていて、うれしくなる。 昨日はその時の卒業生が札…

「自分」と「世界」との距離を広げていく

自分と世界の距離を広げていくこと。 これが「成長する」ということなのだと感じている。幼い子どもたちは「自分」と「世界」の距離が短い。 「自分」=「世界」なのだ。 「自分」がいやならばいや。 大切なのは「自分がどう思うか?」なのだ。 自分の中に自…

告げ口

坂内さんの記事を受けて自分なりに考えたこと。 「先生。◯◯くんがね…」 このように人のやっていることをいちいち教師に告げ口にくる子はどのクラスにもいるものだ。 このような子が来たとき、それを「チャンス」と捉えられるか否かで、クラスの成長度は変わ…

「非難」から真の「批判」へ

「批判的思考」 このように聞くと相手を批判することに重きを置く人がいる。しかしそれは批判的思考の入り口。だれもが通り抜ける始めの段階なのだ。しかし、その入り口に留まることなく、さらに深めていくためにはどうすればいいのか?それを考えている。「…

視点の違い

最近考えること。 それは「子どもたちと、私たち大人では身につけるべき能力が違う」ということ。 何となく気づいていたが、体感としてストンと落ちたのはここ最近のことだ。当然のことながら子どもたちは生きてきた経験が短い。だからこそ未来に思い煩わさ…