2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「対話」と「自己」の往復

子ども達(人)を成長させるために必要なことは何か? 人が成長することができる場というのはどのような場なのか? 「成長」するために必要な要素。 それを常に考えている。 こんな発問をすればよい。 こんな課題を設定すればよい。 そのような「テクニック…

「自由」とは何か?それを学ぶために「自由」にはしない。

子ども達に「自由」を与えれば、子ども達は学ぶようになるか? その答えは「NO」であろう。 自由の中でも学び続けることができる子ども達も一握りはいるかもしれない。 しかし大半はそうではない。 自由の中でも子ども達が積極的に学び続けるのであれば学…

「いかに教えるか?」から「いかに学ぶか?」へ

「教室をアウトプットの場にしていく」 これは自分が日々心に留めていることだ。 これを本気で追い求めようと腹を決める。 すると、自分の日々の授業の中、語りの中の足りない所が浮かび上がってくる。 45分の授業。そのすべての時間を全速力で駆け抜ける…

問われる真価

昨日は学校公開日でした。 地域の方々、保護者の方々が自由に学校内を見学し、授業を参観します。 今年度はじめての土曜の参観日。 こういういつもと違う雰囲気の時こそ子ども達がどれぐらい育っているのか感じることができます。 休みの日の授業。たくさん…

やる気があるから学ぶの?

「やる気がないと、この授業はついていけないね。」 昨日の学校公開日。 参観されている方からそんな声が聞こえてきた。 昨日の授業だけを切り取って参観したら確かにそのように思うだろう。 子ども達が自分で疑問をもち、その解決に向けて積極的に学び合う…

子ども達からあふれる言葉

「今日の発見」という自主学習をしている子がいる。 その日に考えたこと。思ったこと。見つけ出したことなどを文章にしているのだ。 その発見の質が非常に深く、いつも楽しく読ませてもらっている。 今回の発見は「見える成長」について。 〈自主学習ノート …

あなたの「ゴール」は?

自分が目指すゴールを定める。 これは自分がぶれていないか振り返る一つの指針となる。 どんな時もこのゴールを見据える。すると自分が今取るべき行動が浮かび上がってくる。 自分自身のゴールを定める。 すると周りの人達がどんな道を選ぼうと流されること…

お手伝いをするとおこづかいがもらえる。それって?

家庭科で「家庭の仕事を分担し、家族の力になる」単元がある。 自分で何を手伝うか決め、それを続ける。 「お手伝いをする」 そのようにただ宿題を出しても、子ども達にとってイベントで終わってしまう。 学ぶ時に大切なこと。 それは「宿題をしっかりやる」…

「ええ〜!?」

「◯◯するぞ。」 「こうしよう。」 このような自分の発言に対して子ども達が 「えぇ〜!?」 という。 この声が子ども達の口から聞こえるうちはまだまだだと考えている。 子ども達の中にそれを行う価値観が刻まれていない証だから。 子ども達が「えぇ〜!?」…

二兎追うものは一兎をも得ず

2つ以上のことを並行して行えるようになりたい。 自分は常にそう考えてきた。 しかし、それはかなり難しいことだ。 朝、子ども達が数名寄ってくる。 提出物を出す子、体調不良を訴える子、質問にくる子…。 子ども達の声に耳を傾けながら、目は学級全体を追…

「学び続ける教員像」の確立を答申

今日は「子どもの姿を語る会」の事務局会議だった。 その中でS先生に嬉しいニュースをお聞きした。(3つほど嬉しいニュースがあった素敵な会でした。) 「教育人間塾」でいつもお世話になっている、村山紀昭さん(北海道教育大学名誉教授)が委員をされて…

?疑問?

今日の「子どもの姿を語る会」の事務局会議においてS先生に『学び合い』ステップアップブックを見せていただいた。 巻の中ほどにカラー写真ページがあって、そこに子ども達が『学び合い』をどのような流れで行われていくのか写真つきで解説されていた。 記…

教えずに教える。教わらずに教わる。

教える育てる。それが「教育」。 しかし、そもそも「教える」とは何か? 教えて相手が育つこともあるだろう。 あえて教えず見守ることで相手が成長することもある。 「教える」の意味はとてつもなく広く、深い。 教えるべきことはしっかりと教える。 学び合…

「なぜ?」「何?」ただそれだけ。

教科書は学びへの本質に斬り込むための入り口に過ぎない。 答えはすべて教科書に書いてあるのだから。 例えば理科。 先日台風の単元を学習した。 台風の進み方。 台風が接近すると天気がどう変わるか? 日本に接近する季節。 教科書で扱っている内容はこの程…