2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

良質の「インプット」良質の「アウトプット」

「話をしっかり聞きなさい」 教師はインプットの価値を語る。 しかし一方で 「主体的に行動しなさい」 とアウトプットの価値を語る。 「インプットとアウトプット。 どちらが子どもを伸ばすのだろう?」 そんなことをずっと考えてきた。 インプットとは誰か…

「発達段階」との折り合い

中学校教師を7年間勤めた後、小学校教師になり感じた違和感がある。 それはやたらに「発達段階」という言葉を耳にすること。 私の勉強不足だっただけなのかもしれないが、中学校教師だったころ、「発達段階」という言葉を多用したような記憶がない。 小学校…

「主体性」なんてない

「どうやったら子どもたちに主体性を育てられるのか?」 何年もずっと考えて続けてきた問い。 最近この問いへの答えが見えてきた。 結論から言う。それは 純粋な「主体性」なんて存在しないということ。 存在するとすればそれは「条件付きの主体性」だ。 こ…

行事論「積み重ね」が成長を生む

坂内さんの記事。http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20141108まったくその通りだなと感じる。 教育のインフレーション。 やればやるほど、「もっとすごいものを」「さらに上を」という風にハードルが上がっていく。 現在の教育の世界の息苦しさはここにあるとい…

「つながり」が子どもを成長させる

「つながり」が人を育てていく。 そんなことをひしひしと感じる今日この頃。 どんなに優れた教育実践であっても単発では何の意味もない。 どんなにすばらしい行事をつくりあげても、それで養った力が日常にフィードバックされていかなければただの打ち上げ花…

すべて「自分」

「変わったね」 そんな言葉をよく言われる。 そんなことを言われると 「本当の自分って何?」 なんて考えてしまう。 いろいろ考えた結果導きだした答え。 結局選んだものが自分自身。 「自分らしいな」 と思える部分も 「自分らしくないな」と思える部分も。…

「行事」について

「子どものために」 この言葉が教育の世界をギュッと縛り付けている。 どんなことであっても考え方しだいで「子どものため」になる。 ポイントは「子どものために」のあとに何がつくのかということだろう。 例えば行事。 「子どものためにこんな行事をやりま…