2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

続けられない授業は無意味

自分が研究授業をする際に常にこだわっていること。 それは 「研究授業でなくても、その授業を続けられるか、否か。」 ということ。 黒板に貼られた掲示。 工夫されたワークシート。 磨き抜かれた指導案…。 確かに素晴らしい授業はつくれるかもしれない。 し…

「憧れ」が繋がり合う

娘の通う幼稚園はモンテッソーリ教育を行っている。 「素敵だなぁ」と思うのはクラスが縦割りになっていて 「年少」も「年中」も「年長」も同じ教室で学ぶということ。 園には「お仕事」の時間が設けられていて、毎日自分のやりたいことを徹底的に学ぶことが…

「発達段階」なんて見抜けるわけがない

「発達段階」は確かに存在する。 しかし、全員に共通する「発達段階」など存在しない。 もし万人に共通する線引きを設けられるならば我々人間はロボットだろう。 「発達段階に応じた指導を…」 「〇年生にはまだそれは早いのでは…」 そんな人に逆に聞きたい。…

「恐れ」を飲み込む

「自分には人を育てる資格なんてない。」 そう思える人にこそ資格がある。 教育の世界に100点なんてない。 誰もが100点を取り続けられるならば教育の世界はとっくに変わっているだろう。地道にコツコツと。 80点を積み重ね続けられるか? 地味なことかもしれ…

常に本気か?

学校は賢くなる場所。 賢くならない学び合いはただのおしゃべり。 「ふざけるな」とか、「真面目にやれ」なんて言葉がけはしない。 「それで賢くなれるのか?」 子ども達に問うのはただそれだけ。 子ども達は皆、心の奥で「誰かの役に立ちたい」と思っている…

見抜き、はねかえす力

可能性を感じているからこそ本気で叱れる。 本気で相手を想って話しているか、自分の欲望を満たすために話しているのか。それを見抜くのはたやすいことだ。 上から目線で物事を語らない。 常に挑戦し続けている者こそ尊い。 口を挟むな。心を傾けろ。 自分を…

「知」と「徳」を同時に

なぜ子ども達が学び合う必要があるのか? 我々の目的は子ども達に学び合いをさせることではない。 子ども達を繋げることでもない。 それらは目的のための手段に過ぎないのだ。 もちろん目的はただ1つ。 「学び続けられる人間を育てる」こと。 子ども達は皆…

1学期終了

先日算数の時間において一学期まとめのテストを行いました。 平均は89.8点。まずまずです。というかこのぐらい取れて当然ですよね。 1学期の間、算数は5回学び直しを行いました。 教科書での学び合い(1回目) テストでの学び合い(2回目) テストで…