見抜き、はねかえす力
可能性を感じているからこそ本気で叱れる。
本気で相手を想って話しているか、自分の欲望を満たすために話しているのか。それを見抜くのはたやすいことだ。
上から目線で物事を語らない。
常に挑戦し続けている者こそ尊い。
口を挟むな。心を傾けろ。
自分を押し付けるな。じっと見つめろ。
じっと見つめることをしない者ほど評価をしたがる。
自分の目にしたものでしか物事を図れない。
子ども達の成長を一番感じることができるのは担任。
担任はもっと自信をもっていい。
横から口を挟むのは簡単。
惑わされるな。
常に「自分がどうしたいか?」を問え。
過去を掘り起こし、雄弁に語る者を自分は信じない。
未来に目を向け、希望を語る者を自分は信じる。
だめなものはだめ。
いいものはいい。
わからないものはわからない。
ぶれない者を自分は信じる。
相手の地位や周りの状況によって信念を曲げるものの言葉には耳を貸さない。
自分なりの答えをもっていない者の言葉は何ひとつ心に響かない。
理論は所詮他人の言葉に過ぎない。
その理論を自分なりに落とし込んでいくためには試行錯誤の日々が必要。
試行錯誤も行うことなく理論だけを述べる者の言葉には耳を貸さない。
机上の空論に付き合っている暇はない。
みんなで意見を出し合っていくうちに何かが見えてくる。
そんなことは幻。
目的をきちんと見据えていないものがいくら集まって意見交流を交わしても何も生まれない。
どんなこともやれば教育効果があるのは当たり前。
しかし我々に与えられた体は1つ。授業時間は45分。
この限られた時間の中でどこまで子ども達の力を伸ばし、磨き抜けるか?
そこがスタートとなる。
あれもやったほうがいい。これもやると教育効果が上がる。
やればいいのは当たり前。
大切なのは何をやらないか?
そして何を残すか?
自分の在り方が定まっていない者ほど「どれも大切」という。
削ぎ落とすことを考えずにあれもこれも…。
そんな言葉は語らない。
自戒を込めて