問う力

「哲学」は若者を殺す?

「成長」という言葉の中には隠された悪がある。 「成長」とは必ずしも「善」とはいえない。 そんなことを考える。 成長するにつれて、物事に意味を見出すことができるようになっていく。 それは意味を見出さないと動けなくなっていくことにも繋がる。 「なぜ…

お手伝いをするとおこづかいがもらえる。それって?

家庭科で「家庭の仕事を分担し、家族の力になる」単元がある。 自分で何を手伝うか決め、それを続ける。 「お手伝いをする」 そのようにただ宿題を出しても、子ども達にとってイベントで終わってしまう。 学ぶ時に大切なこと。 それは「宿題をしっかりやる」…

「なぜ?」「何?」ただそれだけ。

教科書は学びへの本質に斬り込むための入り口に過ぎない。 答えはすべて教科書に書いてあるのだから。 例えば理科。 先日台風の単元を学習した。 台風の進み方。 台風が接近すると天気がどう変わるか? 日本に接近する季節。 教科書で扱っている内容はこの程…

真の「信頼関係」とは?

子ども達と関わる中で自分が常に自問自答していること。 それは子ども達との間に「信頼関係」が築けているかどうか?ということ。 「信頼」という言葉は奥が深い言葉である。 人と人のコミュニケーションの出発点。それは安心感だろう、 「この人は決して私…

先生、それまだ習ってません。

「先生、それまだ習ってません」 その言葉を発する子は、その子自身が学びの主人公になれていない証拠。 学びは与えられるものではない。 習っていないからこそ自ら学ぶ。 それを当たり前にする。 知識は与えられるものではない。 自ら掴み取るものだ。 その…

常に問え。 自分に欠けているものを。 埋まらないその穴を埋め続けろ。 「目的」なんてない。 辿り着ける「目的」は「目的」ではない。 「ゴール」なんてない。 「ゴール」に辿り着いた瞬間にその「ゴール」は「スタートライン」へと変わる。 「最上」なんて…