体系化

「3つの場の設定」

「考える場」「表現する場」「評価する(される)場」 この3つの場を積み重ねていくことで人は成長していく。 いかにしてこの3つの場を45分という授業時間の中に日常的に組み込んでいくか? それをぼんやりと考え始めている。 1、「考える場」とは? 人…

心を耕す

この一年間子どもたちが私に教えてくれたもの。 それは 「人は変われる」 ということです。 昨年の4月当初、子どもたちは戸惑いました。 自分たちで考える 自分たちで選択する 自分たちで創りあげる ということの価値がまだ心に刻まれていなかったからです…

何度も失敗できる=何度も挑戦できる

人が成長するために必要なもの。 それは「何度も失敗できる環境」だろう。 何度も失敗できる環境。 これを創りあげるのはすごく難しい。 人は失敗すると心の中に「恐れ」「不安」が生まれる。 それらはじわじわと心を侵食し、前進する気力を削ぎ落としていく…

「成長」の三段階

最近の子どもたちの様子を見ていて、ふと思い浮かんだことがある。 それは、「人の成長には段階がある」ということだ。 「子どもたちを成長させたい」 それは誰もが共通してもつ願いだろう。 その成長がどのように訪れ、どのような段階を経ていくのか。 今の…

子どもたちが自ら学び出すために必要な条件とは?

昨日は参観授業でした。 その後の懇談会でたくさんの保護者の方々と話をしました。「この1年間で子どもたちが変わった」 「子どもがすごくやわらかくなった」などという言葉が多く聞かれ、すごく嬉しくなりました。 ありがたいことですね。 さて、こどもた…

価値観を心に刻む語り方とは?

さて、今回お伝えしたいのは、 「価値観を子ども達の心に刻み込む語り方」 です。 これを「テクニック」としてではなく「在り方」にまで落とし込んでくださることを期待して書きたいと思います。 テクニックとして使ってもすぐ見抜かれますからね。 まずは、…

ガソリンが無限に湧き出てくる子ども達

前回から 車が「動き続けること」と「人が学び続けること」の共通点を探ってきました。 前々回の記事を読み返してみて、考えたことがあります。 それは「先生がいなくても、自分で学び続ける子どももいるよなぁ。」 ということです。 これは車でいうと「ガソ…

教師の言葉には力がある。

排出されたものが再び燃料へと変わっていく。 そんな夢のような車があったら素敵ですよね。 だってガソリンを自ら生み出しながら走り続けられるのですもの。 きっとそんな車が生み出される日はきっと来るのでしょうね。 この夢のような車。 人に例えるとこう…

人が「学び続ける」のも車が「動き続けるの」も仕組みは同じ!?

「学び続ける」 これは私の在り方の核です。 「学び続ける子ども達を育てたい」 これを追い求めていくことは、結局自分自身が「学び続けられる自己」でありたい。という願望へと繋がっていくんですね。 だって、学び続けられる自己を確立できたなら、自信を…

メインテーマ決定

先日こんな話を聞きました。「知識は行動することで知恵へと変わる」どんなに素晴らしい知識も、聞いて学んだだけではたんなる「知識」でしかありません。 大切なのは、それを行動に落とし込んでいくこと。行動に落とし込むことで「知識」は自分に刻まれ、「…

継続・反復

思考のメモそれは「継続すること」「反復すること」の二つだろう。「知識を行動することで知恵になる。」知識を得るのはたやすい。しかし、それを行動へと繋げていかなければ子ども達の学びを深めていくのは難しい。 知識をいかに子ども達自身に刻んでいくか…

いかにして学びの評価を日常的に行うか?

授業において「教える場」と「考えさせる場」をいかに設定していくか? これは大切なこと。 教えるべきことはきちんと教えていく。考えさせるべきことはきちんと考えさせていく。 しかし、「教える場」と「考えさせる場」を設定するだけでは十分ではない。 …

「狭く・濃く」を目指す

我々の会の強みは学びが形になること。 そしてそれが積み重なっていくことです。 話し合いをして、なんとなく終わってしまうような授業では子ども達の力を伸ばしきれません。本当に自分がわかっているのか?自分は何がわかっていないのか?それらを、書くこ…

どうやって質の高い学び合いを成立させていくのか?

「書くことで子ども達を育てる」 この取り組みを持続させていくためには、どうすればいいのか? ただ書かせただけでは、子ども達はつらくて悲鳴を上げるでしょう。 「書いてみたい」、「自分は書ける」。 そんな感覚を子ども達に刻んでいかねばなりません。 …