ガソリンが無限に湧き出てくる子ども達

前回から
車が「動き続けること」と「人が学び続けること」の共通点を探ってきました。


前々回の記事を読み返してみて、考えたことがあります。
それは

「先生がいなくても、自分で学び続ける子どももいるよなぁ。」
ということです。


これは車でいうと「ガソリンがなくても動き続けられる」という夢の車ですよね。

中にはこんな夢の車のような子ども達がいますよね。
その子達の心の仕組みはどうなっているのでしょうか?


これを考えるにあたって、注目していくべき所は「排気」の部分です。

「排気=疲れ」
でしたよね。
実はこの「疲れ」には、2パターンの疲れがあるのです。

?苦痛を感じる疲れ
?成長を感じる疲れ

の2パターンです

「自ら学び続けられる子ども達」の特徴。
それは?のような疲れを生み出していることです。



「成長を感じられる疲れ」は「価値」を生み出します。
そして、生み出された「価値」がまた「心地の良い疲れ」を生み出す…。

このように循環しているわけです。
まさに「再生可能エネルギー
というやつですね

現在のクラスにもこのような子がいます。
この子は皆が疲れているような時も、すがすがしい顔をしています。

疲れる=悪
ではなく、
疲れる=成長

という構図ができあがっているのしょうね。


「学び続ける子ども」
これは
「先生がいる時にだけ学び続ける子ども」
という意味ではありません。
そのような子は、先生による価値の注入が止まると、動きを止めてしまうのです。


我々が目指す子ども達の像は
「価値を自ら注入していける子ども」です。
排出された「疲れ」をまた次への価値に繋げていける子は強いですね。

だって「ガソリン」が無限に湧き出てくるようなものです。


自ら価値を見出し、楽しみながら歩みを進めていける。
そんな子ども達を育てていきたいですね。


実は「苦痛を感じる疲れ」を「成長が感じる疲れ」に変えていく方法があります。
もうおわかりの方もいるかもしれませんね。
それを次の記事で書いていきますね