子どもたちが自ら学び出すために必要な条件とは?
昨日は参観授業でした。
その後の懇談会でたくさんの保護者の方々と話をしました。
「この1年間で子どもたちが変わった」
「子どもがすごくやわらかくなった」
などという言葉が多く聞かれ、すごく嬉しくなりました。
ありがたいことですね。
さて、こどもたちの成長を1年間見てきて、自分自身の中で明確になってきたことがあります。それは
「子どもたちが自ら学び出すために必要な条件とは?」
ということです。
約1年ほど前から、これはおぼろげながらわかっていました。
しかし、今のクラスの子どもたちと出会い、1年間の成長を見てきたことで実感をともなった理解へと変わってきました。
これがわかると、自分が子どもたちに何ができるのかがはっきりと見えるようになってきます。
逆にこれがわからないと、自分のすべきこと意外のものに振り回されることになります。
これが理解できる前の私は様々なことに手を出し、パンクしていました。
しかし、今はあまりぶれることがありません。
それは、「これが整えば子どもたちは自ら学び出す」というものが理解できているからです。
ここだけはしっかりつかんでおく。というものをしっかり自分に落とし込んでいくことで様々なものがつながってきます。
では、子どもたちが自ら学び出すために必要な条件とは何でしょうか。
それは3つあります。
?高い自己肯定感
?安心できる環境
?くり返せる環境
「自分はできる」と心から思える。
そして周囲にはそんな自分を認めてくれる仲間がいる。
そして、何度も何度もくり返し学べる。
そんな環境が整った時、子どもたちは自ら学び出します。
「具体的にどのようにやるのですか?」
という方は下の記事をどうぞ。
私自身も現在思考錯誤中です。
?高い自己肯定感
以前書いた記事です。自己肯定感を育てるために必要なことをまとめました。
http://manabitudukeru.g.hatena.ne.jp/furu-t/20130303
?安心できる環境
協同学習をベースにして学びを進めることでクラスを創ります。
これを軌道に乗せるための方法は一口には語れません。
目指すべき場所は「理不尽に否定されない場所」「ゆるくつながっている場所」です。
http://manabitudukeru.g.hatena.ne.jp/furu-t/20130226
http://manabitudukeru.g.hatena.ne.jp/furu-t/20120503
?くり返せる環境
「書く」ことを「核」にした「織り重ねる学び」を研究中です。
くり返しの中で子どもたちを育てます。