いかにして学びの評価を日常的に行うか?

授業において「教える場」と「考えさせる場」をいかに設定していくか?
これは大切なこと。
教えるべきことはきちんと教えていく。考えさせるべきことはきちんと考えさせていく。



しかし、「教える場」と「考えさせる場」を設定するだけでは十分ではない。
これらに「評価する場」が設定されることで子ども達の思考はさらに深まって行く。



我々の実践は、最後に必ず学んだことを「言語化」していく。
それはなぜか?



それは思考を「言語化」することで、その時間の学びの評価が子ども達自身にダイレクトに跳ね返ってくるからだ。



予習をして、学びの準備をしてきた子は、より深い内容をまとめることができる。
逆に、何の準備もしてこなかった子は、教科書に書いてあることをまとめるだけで手一杯となる。



友達と徹底的に議論をして、理解を深めた子は、その議論がレポートに表れてくる。
逆に、思考を深める努力をせずに、ボーっと時を過ごしてしまった子はまとめを書く手が止まる。


必ずその時間の学びに対する評価がはねかえってくる。
毎時間毎時間それが繰り返される。
だから子ども達は伸びていく。
自分を知ること。それが子ども達の成長には欠かせないのだ。


「教える場」
「考えさせる場」
「評価する場」
我々の実践の強みはこれら3つが45分の中に日常的に組み込まれていることだ。
学び続けるだけ、子ども達は伸びていく。