※学校でしかできないこと

学級通信96号より↓↓


先日の授業前のひとコマ

わたし
「学校では、学校でしかできないことをしようぜ。ちなみに学校でしかできないことってなに?」
みんな
「友達と一緒に遊んだり、勉強したりすること〜!」
わたし
「そうだよね。授業中1人むずかしい顔で『う〜ん』って考えこんでいる人がいるけれど、そんなの家でできることだよね。せっかく学校に来ているんだから、学校でしかできないことじゃんじゃんしていこうよ。」

ということで、学校では、いろんな人と話し合うことを中心に学習を進めている。
何分も1人で考えこんでいる人には一言。
「それって学校でしかできないこと?」
すると、たいていの人はニコっと笑って席を立つ。

1人で考えこむ時間を少しでも減らし、
さらに多くの人と意見交流をして、自分の意見を深めてほしいという願いから、
子ども達には毎日、家で「予習」に取り組むよう話している。
次の日に学習する課題は事前に子ども達に示してある。
「自分の考えをもつ、まとめてくる」
「どこがわからないのかをわかるようにしてくる」
こんなことは、家で十分できること。学校でやることではないと思う。

学校にきて課題が出されて初めて、「さあ何をしよう」ではなくて
「明日は○○をしよう。」「明日は○○ができるようになりたい」
と自分で目的をもって1日を組み立てられる人であってほしい。

前回の国語の予習率は半分程度。
まだまだ、語りかけが必要だなあ。