自主学習始めます

今週から「自主学習」を始めたいと思っております。
なぜ「自主学習」をする必要があるのか?
それは学級経営方針として常に子ども達に話し続けていることに大きく関わります。
子ども達をどんな大人へと育てていきたいのか?
それはもちろん「自立」した大人です。
そのためには子ども達を「どんな状況であっても学び続けられる子ども」
へと育てていかねばなりません。
「学校での学び」と「家庭での学び」を自ら繋げていく力。
これはこれからの時代を生きていくために絶対に必要になってきます。
「自主学習」はそのための一つのチャレンジだと考えています。



私は「家庭学習」と「自主学習」とは違うものだと考えています。
図にしてイメージしていくとこんな感じです。




家庭学習
 ↓
?宿題(先生が「やってくるように」と言った学習)=強いられるもの
?予習(授業において「よーいドン」できるように準備しておく学習)
?自主学習(自分の夢を叶えるための学習)=自由に創りあげるもの




「家庭学習」とは「家庭で行う学習」という意味です。
では「家庭で行う学習」にはどんなものがあるのか?
それは ?宿題 ?予習 ?自主学習 です。
数年前までは「宿題」をがっちり出して、それを提出させチェックをかけ、それを「自主学習」としていました。
しかし、それでは形だけの「自主学習」でした。
子ども達は受身になり、教師が宿題を出さないと何を学習してよいのかわからない。
そんな子ども達を育ててしまいました。
それではせっかく学習しても何の意味もありません。
出された「宿題」のみをやって満足してしまっては子ども達の可能性をつぶしてしまいます。
「自分はどうなりたいのか?」「どんな学習をしたいのか?」
そんな風に自ら問いかけながら学習を進めていける子ども達を育てたい。そう考えています。


しかし、いきなり子ども達に「自由に学習しろ」と丸投げしても、
なかなかうまくいかないでしょう。
子ども達が「自立」した学習を進められるように、本日子ども達に自主学習の進め方を説明しましたが、それだけでは十分とは言えません。
ぜひ保護者の方々にも協力いただきたいのです。
学習が終わったら、保護者の方々へ見せるように子ども達に話をしました。
(帰りが遅いご家庭は提出する場所を決めておくように話をしました。)
毎日子ども達のノートへ目を通して励ましの言葉かけ、
サインを書いてくださるようお願いしたいのです。
初めはなかなかうまくいかないことも多いと思います。
そんな中での保護者の方々の言葉は子ども達にとって大きな励ましになると思います。
下の表を自主学習ノートに貼るように言いました。
よろしくお願いいたします。