2012-04-07から1日間の記事一覧

終わりを感じる力

子ども達の目的は「過程」。 大人の目的は「結果」。 「過程」と「結果」 どちらも大切なこと。 しかし、いつまでも「過程」に縛られていてはいけない。 「過程」を大切にしながらも「結果」を追い求める。 それを口先でなく、背中で子ども達に示せるか? 先…

考え、問う力

自分の頭で考えない者が行う「アウトプット」に価値は生まれない。 「教えて」と言えることは大切。しかし、「教えて」という先に何を見ているのか? そこが重要になる。 「教えて」と言えることは通過点に過ぎない。 大事なことはもっと奥にある。 自分が考…

引きずり込む力

何をもって『学び合』っていると言えるのか? 「目が輝いていた」 「懸命に説明していた」 そのような子どもの「姿」で話を語っても何の意味もない。 「できる」とはそんなに簡単なことではない。 そもそも「できる」とは何だ? 結局すべては「目的」次第。 …

無を感じる力

「無意識」を「意識」できるか? 「無意識」で行っていることが人の価値を決める。 「意識」を超えろ。 「方法」を漁るな。 「やり方」にとらわれるな。 「実践」に縛られるな。 「無意識」を「意識化」して、それをまた「無意識」に落とし込んでいく。 感覚…

問い続ける力

「個」を育てるために「集団」を育てる。 「集団」はあくまで手段でしかない。 「集団」を見る。 そこで何が起きているのか。 何が上手くいっているのか。 まずい所はどこか。 それらを瞬時に看取れ。 それが看取れないのに「集団」に任せるのは危険。 腐り…

線を引く力

子どもの目線に下りることと、子どもに媚びることは全く違う。 子ども達に媚びる必要はない。 遠慮もいらない。 嬉しいと思ったら「ありがとう」と言えばいい。 カチンときたら「それは失礼だぞ」と言えばいい。 静かに諭すように。 教師の役割は好かれるこ…

抜く力

昨日は着任式、そして始業式。 新たな出会いの日。 「始まる」瞬間から「終わり」を思っている。 「出会い」と「別れ」が交じり合う不思議な感覚。 「終わり」があるから始められる。 「別れ」があるから本気になれる。 力みはいらない。 自分はそれ以上でも…

みんな「問題児」

出会いの一日。ある子が言った。 「先生。あの子問題児なんだよ。」 これはクラスにとってすごく大切なことだ。 即座に全体に問いかける。 「ねぇ。みんな。問題って何?」 「問題」って何だ? どこからどこまでが「問題」でどこからが「問題」じゃないんだ…