引きずり込む力
何をもって『学び合』っていると言えるのか?
「目が輝いていた」
「懸命に説明していた」
そのような子どもの「姿」で話を語っても何の意味もない。
「できる」とはそんなに簡単なことではない。
そもそも「できる」とは何だ?
結局すべては「目的」次第。
己の中に「目的」が定まっていればたとえ茨の道であっても笑って歩める。
己が何を求めるのか?
それしかない。
子ども達の成長を求めるのか。
それとも自らの安住を求めるのか。
相手の「目的」が自分とずれているのは当たり前のこと。
無理やり引き込もうとすると軋轢が生じる。
相手を引き込むためには?
簡単なことだ。
己を磨けばいい。
「言葉」で引きずりこむな。
「背中」で引きずりこめ。
己が信念を貫いていればそれでいい。
自分の語る言葉が、ふいに相手の口からこぼれる。
そんな瞬間が必ず来る。
自分がひたすら「目的」を追い求め、学び続ける姿。
それでしか相手は変えられない。
今すべきことは何だ?ゴールを見ろ。