孤独論

「学び合い」と「孤独」

一人でいると孤独感 二人でいると劣等感 三人でいると疎外感 なるほど。 人との繋がりの核心をついた言葉だなと感じる。 人はどんな状況に陥っても足りないところに目を向けるものだ。 繋がりがなければないでそれを嘆く。 繋がりが生まれれば生まれたで、他…

孤独の価値とは?(4)

では、私は何を目指すのか? 「孤独というものの価値」について論じていると、 「誰とも繋がる必要なんてない。常に孤独でありなさい」 「俺は孤独でいたいんだ!だから近寄るな!」 なんて勘違いされてしまうかもしれません。 しかし、勘違いしてほしくない…

孤独の価値とは?(3)

「学び合い」の最終目的地は「孤独」である。 「孤独」の本当の意味を理解するために、「学び合い」が必要なのだ。 最近そんなことを感じ始めました。 これは以前とは正反対の価値観となります。 (1)の記事でも述べましたが、「学び合い」をはじめたころ…

孤独の価値とは?(1)

学び合いに出会った頃、一つの確信が自分の中に生まれました。 それは 「人と繋がり合いながら学ぶことが未来を切り拓いていくためには必要不可欠である」 という考えです。 子どもたちが前を向き、じっと教師を見つめる。 教師と子どもという縦の会話が中心…

孤独の価値とは?(2)

私が常に感じていた疑問をときほぐしてくれた本。 それは 「幸福について―人生論―」 ショーペンハウアー著 です。 彼は、著書の中で「孤独」の価値を訴えます。 「孤独」という言葉は誰もにマイナスのイメージを抱かせます。 ゆえに人は「孤独」を人は忌み嫌…