「学び合い」と「孤独」

一人でいると孤独感
二人でいると劣等感
三人でいると疎外感




なるほど。
人との繋がりの核心をついた言葉だなと感じる。
人はどんな状況に陥っても足りないところに目を向けるものだ。



繋がりがなければないでそれを嘆く。
繋がりが生まれれば生まれたで、他人と自分を比べ、つらくなる。
どんなに満たしても満たされない。
永遠に繋がっていく承認欲求。



「人と繋がりたい」
「自分を認めて欲しい」



この底知れぬ承認への渇望は確かにパワーを生み出す。
この感情を上手く利用すれば確かに「学び続ける」ことは可能になるかもしれない。
しかし、それは本当に自分が求めているものなのか?
最近そんな疑問を感じる。



いかに人と繋がるか?
いかに人と対話するか?
いかに人とうまくコミュニケーションをとるか?
そんな浅いものを求めているわけじゃない。


学び合えば学び合うほど、人は孤独になっていく。
この矛盾をいかに説明すればよいのか?



目指すべき場所どこか?
それは
「他人」との繋がり方ではない。
「自分」との繋がり方だ。



自分の中に「自分」を感じられる人は強い。
自分自身と質の良い対話を積み重ねていける。
そんな人を育てるためにはどうあればよいか。



学び合いを求めながら孤独の価値を語る。
この矛盾をどう埋めていこうか?
これが埋まったら次の何かが見えそうな気がする。