成長の三段階

最近見えてきたこと。
それは「成長には三段階のステップがある」ということ。
荒削りな論だが、思考のメモのために書き表しておこうと思う。




第一段階。
自分の核になる理念を探し求める段階。



自分が何を思い、何を目指し、何に向かって歩むべきかを模索する段階。
自分が自分たる所以を確立するために大切な時期である。
この時期はとにかく、多くのインプットとアウトプットを繰り返すことが必要となる。
あらゆるものの考え方にふれ、それを自分なりに咀嚼していく。
それを通じて、自分自身の「核」となる部分が見えてくるのだ。



第二段階。
周りとぶつかりながら、自分自身の核を磨いていく段階



自分が貫きたい「核」をさらに磨いていく段階。
しかし、第一段階とは違い、ここでは周りとの調和が難しくなる。
第一段階では、多くの方々の実践を受け入れ、自分なりに噛み砕く。
しかし、第二段階では、それらをいったん削ぎ落とし、自分の考えを貫く必要があるのだ。
「これだ!」
というものをもつ。
これは大切なことだ。
しかし、それは
「これ以外は受け入れない」という意思表示をすることにも繋がりかねない。
自分にはそんな気はなくとも、相手にそのように受け取られてしまうこともあるのだ。
しかし、「これだ」と思うものをひたすら磨く時間は必要だ。
周りとぶつかり、反省し、また突き進む。
その繰り返しの中で自分の「核」は磨かれていくのだ。



第三段階。
周りと調和しながら、自分の核を貫き続ける段階。




周りと調和する。
これは自分が尊敬する多くの方々の共通点だ。
頭ではわかっている。しかし、なかなかできないのだ。
周りとは違う。突っぱねる。それが自分らしさだ。
などと勘違いした時期もあった。
しかし、最近はそれから抜け出しつつあると感じる。

「ありがとうございます」
と常に感謝の心を忘れず、常に笑顔でいること。
相手を否定することなく、自分自身を保ち続けること。

これが自然にできるようになったら第三段階なのだと思う。

しかし、自分が今まで見てきたなかで、第二段階を超えて、いきなり第三段階にいたる人もいる。それはその人の人徳なのだと思う。


さて、どこまで自分が伸ばせるか。
楽しみな一年である。