「小さな頼まれごと」の中で生きる

最近少しずつ自分の考え方が変化してきていることを感じています。
最近の感じる大きな変化。
それは


「小さな頼まれごとの中で生きていこう」


と心から思えるようになったことです。
昔(といっても最近までそうでしたが…)は「大きな頼まれごとの中で生きていきたい」と思っていました。


自分のしていること、考えていることを、もっとひろく高い場所へ伝えていきたい。
そんな中でもがく日々でした。


しかし、あるきっかけでそういう考えがボロッととれて「大きな頼まれごと」ではなく「小さな頼まれごと」の価値を考えるようになりました。



「小さな頼まれごと」は身近な方の笑顔につながります。



「先生。実はお願いがあるんですが…」
と身近な方がいってくださるのはありがたいことだなと思います。
自分にできることで近くの人が幸せな気持ちになるお手伝いをしながら生きていく。
こんな生き方が実は自分の目指す道のような気がします。



「100万円札」というものは存在しません。
「100万円」とは「1万円」が100枚集まったもの。



「頼まれごと」もそれと同じ。
「大きな頼まれごと」というものも存在しません。
身近な人の「小さな頼まれごと」を楽しみながら積み上げていくうちに、いつのまにか「大きな頼まれごと」になっている。
そんな気がします。


遠くにぼんやりとしたものに目を向けるのではなく、
近くのはっきりとした喜びに目を向ける。
そんな毎日にしていきたいものです。