「経験」は「力」へと変わる

「力が足りないな。」
自分自身に対してずっとそのように感じてきました。
しかし、今日妻と話をしていて、様々なことが見えてきました。

「本当に足りないのは力ではない。足りないのは経験だ。」と。



「力」とは何でしょう?
誰もが始めは力足らずです。
初めから力がある人など存在しません。
成功してそれが「力」になる人もいれば、
失敗したことを「力」へと変えていく人もいます。



そのように考えていくと
現時点で「力がある」「力がない」ということはあまり意味をなさないことだと気づきます。



「力」とはつけるものではありません。
「力」とは、振り返った時に知らず知らずのうちについているもの。
なのでしょう。



「力をつけよう」と力むより、
「より多くの経験を積み重ねよう」と考えていくことが大切だと思います。



「力をつけよう」という思考は、未来が軸となっています。
「経験を積み重ねよう」という思考は、現在(いまここ)が軸となっています。



どんな経験も無駄にはなりません。
経験したことは知らず知らずのうちに力になっていく。
妻との会話の中で、そのようなことが頭ではなく、心の奥にストンと落ちました。



自分が誇れるもの。
それは人とは違う経験を積み重ねていけることです。
中学校教師、小中一貫校、小学校教師、北海道への異動。
そのような観点で自分自身を見ることができた時、次に踏み出すべき道が見えてきました。



私は凡人です。
だからこそ、様々な経験を積んでいく必要があるのだと思います。


常にわくわくした道へと進んでいく。
その中で積み重ねた経験のみが自分を支えてくれるでしょう。

次に進むべき道は見えてきました。
あとはそれに向けて準備を進めていくだけです。