在り方を磨く場を

「いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのものが学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる。」



松下村塾の設立者、吉田松陰が語った言葉である。



教師に与えられた役割は、知識のもっと根底にある「志」を刻むことなのだろう。
ではその「志」を刻むためにはどうすればよいか?
それは、徹底的にものの見方、考え方を磨くことだろう。



物事をどう見るか?
物事をどのように捉えるか?
自分はどういう考え方で進むのか?
自分はどういう在り方を貫くのか?



そのようなことを徹底的に考え抜く場。
それが人を成長させていくのだと思う。
そんな場を創りたい。
いつもそう想っている。



「書く」ということは己と向き合う行為だと思う。
この行為を核にした学びは人を成長させていくはずだ。
ぼんやりとだが、何かが固まり始めている。