一号 教師、保護者をチームに

保護者の皆様。こんにちは。
この学級通信では、クラスの様子。担任の学級経営方針。雑感など、様々なことを載せていきたいと思います。もし何か質問したいこと、困っていることなどがあったならば遠慮なくきいてくださいね。
よろしくお願いいたします。


さて、学級通信第一号で何を書くかずっと考えていたのですが、初めての参観日の懇談会の時に、皆様にお伝えしたことを再度書かせてもらいたいと思います。途中で上の学年の懇談会に出るために途中退室された方もいましたものね。



ずばり言いたいこと。それは「我々はチームでありましょう」ということです。



「チーム」これは良く使われる言葉です。しかし、そもそも「チーム」とは何でしょうか?
実は「チーム」と「グループ」とは違うものなのです。
「チームリーダー」とは言うが「グループリーダー」とは言いません。
このようなことからも我々は無意識のうちにこの2つの言葉を明確に区別し、
使い分けているのですよね。「チーム」とは聞きなれた言葉ですが、その意味を深く突き詰めてみるとなかなか難しいものです。
「チームワーク」「チームプレー」「チームリーダー」・・・
これらの言葉を並べてみると「チーム」とは「グループ」よりも結束力が高い集団のように思えます。
興味深い話を聞きました。
「チーム」とは和訳すると「団」。「グループ」とは和訳すると「群れ」であるそうです。
ただ人が集まっただけの集団は「群れ」でしかないのです。「チーム」とは呼べないのだそうです。



しかし、あるものを得た時、「群れ(グループ)」は「団(チーム)」へと高まるのだそうです。そのあるものとはなんでしょうか?
何人かの保護者の方には懇談会の時お伝えしましたよね。
応えは「目的」です。
人が集まれば「グループ」となります。そのグループが「目的(ゴール)」を意識して想いが一つになった時に集団は「チーム」へと高まっていくのです。
では、私も含めて1年2組の保護者の方々が「チーム」になるためにはどうすればいいでしょうか?
もちろん、共通の目的(ゴール)を意識することです。
そのゴールはもちろん「こどもたちの自立」でしょう。
私は常に保護者の方々とは「チーム」でありたいと考えています。
私1人の力は小さいものです。しかし、保護者の方々の力が加われば、心強いです。



この一年。「こどもたちの自立」というものに向けて共に考えていきましょう。
初めてお子さんが小学校に入学して、悩みや不安を抱えている方もいるかもしれません。
そういう方も前向きに進んでいける。そんな「チーム」でありたいです。
私も「こどもたちの自立」という目的に向けて、様々なことに取り組んでいきたいと思います。



最後にお知らせです。
学年通信にも書きましたが、今週から宿題が、はじまります。
これもこども達の「自立」に向けての大切な取り組みです。
ひらがなのプリントを配付しましたので、出されたプリントは家でやって、提出をお願いします。
おうちの人が見てから提出していただけたら嬉しいです。忙しい時は無理をしないでくださいね。
「必ずやりなさい」と出される宿題も大切ですが、自分から「やってみよう」という自主学習も大切ですよね。クラスにはひらがな練習のプリントを印刷しておいておきました。こどもたちがやってみたいものをもっていって、自由に練習できるようにしました。
宿題の他に、熱心に字の練習をしているような時はぜひほめてあげてくださいね。
どんなに拙い字でも「自分からやってみよう!」という気持ちをもてることは素晴らしいことです。
そこがすべての成長のスタートラインですから。



学級通信第1号。
長々といろいろ書いてしまいましたが、今後ともよろしくお願いいたします。