「ほっ」とすることがスタートライン
ある方へのエールをこめて。
心の成長は目には見えにくいものです。
たいていの場合はあとで振り返ってみると
「ああ。あれが自分を大きく成長させたな〜」
と感じるものです。
そして、心を成長させるのはたいていの場合、苦しい出来事が多いものです。
なぜならば、その苦しさの中で人は「自分自身と向き合う」からです。
苦しさの真っ只中にいる時は、その出来事が成長に繋がるなんて考えられないかもしれません。
でも、そういうものなのです。
その人を創るのは「思考」です。
思っていること、考えていることがその人自身をつくっていくのです。
苦しみの中にいる時、それを「苦しみ」と捉えるか「成長」と捉えるかでその出来事は大きく変わってきます。
起きている事実は、所詮事実でしかありません。
大切なのは、その単なる事実をどのように捉えるか?ということなのだと思いますよ。
転んだ時、
「いたい!今日はだめな日だ…」と捉えるか?
「転んだのに血がでなかった!よかった」と捉えるか?
具合が悪くて寝ている時
「ああ、こんな時具合が悪くなってしまうなんて、だめだな」と考えるか。
「体が休めといっているんだな。休んでも支えてくれる人がいてありがたいな。きっと少し休んだらよくなるな。よし、ゆっくり休もう。きっと明日にはよくなるさ。」と考えるか。
ものの見方しだいで、どんな出来事もプラスに変えられます。
そのようなプラスの見方で、ものを見て、毎日を過ごしていくこと。
それが何よりも大切です。
一日、一日の「点」で見ても、成長はなかなか見えてきません。
だから、毎日をプラス思考で長い時間、「面」で成長をとらえることが大切。
きっと、今の出来事。
あとで振り返った時、
「あれですごく成長できたよね」
と笑って言える日がくるはずですよ。
大切なのは、「ホッ」とすること。
心がホッとすることを考える。
そこがスタートラインです。
ただただプラスの面を見つめて、毎日をごきげんで過ごしていく。
私にとっても大きな課題です。
一緒にがんばりましょう!