こどもたちの想いに蓋をしない

「パパ〜みて!」
4歳の娘が嬉しそうな顔でもってきた紙。
見ると「ドレミ・・・」と書かれています。
どうやらお気に入りの楽譜から音階を写したようです。
最近ひらがなが書けるようになった娘。
書けるのがうれしくてたまらないようです。

「ひらがなを覚えたらカタカナへ」
私たち大人はそのように順序を考えてしまいがちです。
しかし、こどもたちは順序など気にしません。
自分が興味をもったものはどんどん自身の学びへと変えていきます。



こどもたちは誰もが「伸びたい」と願っています。
こどもたちは誰もが「やってみたい」と考えています。
その「伸びたい」「やってみたい」という想いわれわれ教師はどれだけ寄り添っているでしょうか?


「こどもたちの想いに蓋をしない」


これは私が常に考えていることです。

幼いこどもたちは常にやる気がみなぎっています。
しかし、そのやる気は年齢があがっていくにしたがって下がっていくと多くの人はいいます。
そんな時いつも考えます。
「教師の教えやすさ」が優先されて「こどもたちの学ぶ意欲」が後回しにされてはいないか?と。

全員同一歩調で進むことも確かに大切です。
しかし、自分が「伸びたい」と思うだけ挑戦できる環境も大切でしょう。

「伸びたい」という子どもたちの想いに蓋をしない。
それが子どもたちを「信じる」ということなのかもしれません。