「織り重ねる学び」と「継続性」?

昨日のまとめ方に「ぶん投げ感」をプンプン感じましたので、少し修正を加えております(笑)
前回の記事の最後を少し修正して、今から書く文に続けております。
時間がある方は前回の記事から読んでみてくださいね!


全校朝会。月一回書かせるだけではもったいない。
毎日、毎時間それを実践できないかな?
そう考えて、毎時間の学びに「書く」ということを位置づけているのが我々の実践です。
では、毎時間に「書く」という行為を継続することでどのようなよさがあるのか?
そこをまとめていきますね。



名づけて
われわれが「書く」ということを大切にする理由!!(ジャジャ〜ン!!)



?目標が明確になる



授業の最後にまとめる!
はっきりとした目標がどの授業においても常にあるんです。
いつも同じリズムで学ぶことができるので、子ども達は常に授業の最後を見据えて学習を行うことができるのです!
45分を自分でデザインできるようになるのは、この一定したリズムが子ども達に刻まれているからでしょうね。




?子ども達自身が(教師も)今日の学びを自己評価できる。


毎日書いているので、子ども達自身が「差」を感じ取れるようになるのです。
「差」というのは2パターンあります。

1つ目は「成長」です。

「あれ?昨日よりすらすら書けるぞ!?」
とか
「あれ?前よりたくさん書けたぞ!!?」
など。自分の成長を感じることができるのです。


2つ目は「停滞」です。
これは先ほどと逆のことです。

「あれ?なんか書くのにつまってしまうぞ・・・?」
とか
「全然リズムにのれないなぁ・・・。」
など。自分の学びがつまづいていたことに気がつくことができるのです。


うまくいったとしても、うまくいかなかったとしても、それには必ず原因があります。
形に残っていくからこそ、その原因を見つめることができるのです。(すごい!!)




?学びの証拠が残せる

「書く」という行為は形に残ります。(これは前にも書きましたよね?)
それは学びの証拠となるんです。
話し合いの言葉は消えてしまう。


協同学習を展開している人が共通してもつ悩み。
それは「子ども達って伸びているの?」ということです。

話し合いを眺めているだけでは子ども達がどのように成長しているのか教師自身が看取ることは難しいのです。
しかし、「書く」という行為によって、目に見える証拠が残ります。
これによって見えにくくなった部分を補うことができます。
そのまとめをみて「学びが浅い」と感じれば次の時間に再度問い直すことも可能となります。




?学びが降り積もる


「書く」という行為を毎日繰り返していきますね。
すると、その学びが証拠として降り積もっていくんです。
自分のクラスではそれを一人一人ひもでくくり、個人ごとにまとめています。
(今ではかなりの量です)
日々の学習が降り積もっていくことは子ども達のモチベーションの向上にも繋がります。
そして、もちろん「差」感じ取れます。


「4月はこれしか書けなかったのに、今ではこんなに書けるようになったなぁ。」
「見比べてみると、最近構成を意識して書けるようになってきたなぁ。」


なんて感じにね。


また、そのまとめは保護者の方々に学びの進歩を説明する貴重な材料にもなるんです。
個人面談の時に、
「その子の伸び」と「その子の伸ばしたいところ」を実際に目にしながら話ができるんです。
成長が可視化されているので、すごく伝えやすいのです。





・・・ということで、われわれの実践では「書く」という行為を継続することで、学びを磨いていくのです。

修正したことによって、ちょっとはわかりやすくなったかな?



ふう。次回は「主体性がどのように貫かれているか?」にいきますよ(笑)