「優しさ」と「甘さ」 「任せる」と「ほったらかし」 「信じ抜く」と「信じる」

教師自身がもつ「ゴール」が下がった時、「優しさ」は「甘さ」へと変わる。
教師のもつ「ゴール」が常に高ければ「優しさ」と「厳しさ」が一体となる。
子ども達はその違いを敏感に感じ取る。



「信じて任せる」。とても耳障りのいい言葉だ。


しかし、
「信じる」と「信じていることをおしつける」ことは違う。
「任せる」と「ほったらかし」も違う。


「信じる」という言葉は目先のことを「信じる」ことではない。
子ども達のもつ可能性を最後まで 「信じ抜く」ということだ。


「たとえ今はできなくても、いつかは必ずできるようになる!大丈夫!一緒にやり続けよう」と言えること。


「君達はできると信じていたのに…。まったく…。」
などというのは「信じる」の意味をはき違えている。
それは「信じることを押し付けている」だけ。
「信じる」という言葉を都合よく使っている。
「ゴール」が見えていない証拠。



自戒をこめて。