人を育てる「職人」として生きる

私は「職人」にあこがれる。


「自分はこれ!」と心に決めたものを突き詰め、
自分の腕で生きていく。
日々自分の仕事を見つめ、創り上げるものに命を吹き込む。
そして、その作品に触れた人々の幸せを心から願える。


自分も教師として、そんな「職人」でありたい。
「職人」に妥協はない。
ひたすら己の在り方を貫き通す。
「在り方」の上にさりげなく重なる「技術」。
揺るがない己の目的。


「ものづくり」も「教育」もなんら変わらない。
覚悟を決め、試行錯誤を重ねながら創り、育て抜く。
そして、それによって生まれたものが世界を幸せにしていく。


一流の「職人」の創りあげた作品には「職人」の魂がこもる。
もの言わずとも立ち昇るオーラ。
教育だって同じこと。
我々教師はそんな子ども達を育てていると胸をはって言えるか?
その目的からブレることなく語り続けられているか?


一歩一歩着実に。
人を育てる「職人」になる。