あばかれる自分自身の在り方

「学び合い」をつまみ食いする人が増えれば増えるほど、
我々の在り方が問われ始める。
つまみ食いする人は「学び合い」をテクニックととらえる。
そのため、上手くいかなかった時、子どもが崩れた時、すべてテクニックのせいにし始めるだろう。
残念なことに、その失敗を引き起こした「自分の在り方」を見つめる人は少ない。



「学び合い」のテクニックだけが一人歩きし始めた時、我々に流れを引き戻す力があるか?そこが大切になってくる。



流れを引き戻せる人とは?
それは「学び合い」の考え方をシンプルに語れる人だろう。
何を聞かれても己の実践を説明できる人だ。
そういう人が点や線ではなく、面となって語れるようになった時、「学び合い」は真の意味で広がる価値のあるものとなる。



我々のゴールは
「学び合いを広げる」ことではなく、「こども達に未来を切り拓く力をつける」こと。
そのゴールを見誤ってはいけない。


「学び合い」がメジャーになればなるほど、我々の在り方が問われ始める。
その時に批判を跳ね返す力があるか?
常に自分に問い続けなければならない。