[教師の在り方]教科書の奥にあるもの

「どう教えるか? 」ではない。
大切なことは
「 何を伝えるか?」だ。


教師自身が教科書の奥をしっかり見据えることができていないと
伝えるべきことは見えてこない。


教科書「を」教えるのではない。
教科書「で」教えるのだ。


どう教えよう?どう話そう?どう流そう?
そんなことばかりに気をとられていると大切なことを見失う。
よいアイディアは絶対に浮かばない。
考えている時点で負けなのだ。

そういう自分。受け入れればいい。
焦りに身をまかせるより、深呼吸してじっと状況を子ども達の様子を見る。
落ち着いて目を凝らせば見えてくる。


その時始めて子ども達の敷いたレールが見えてくる。
焦って自分がレールを敷こうとしない。
ただただ、見つめ、耳をすませ、褒め、足りない所を指摘する。
力を抜くといろいろなものが見えてくる。


テストで点を取るための勉強。
そんなものは勉強ではない。
テストなんて飛び越えて、もっともっと学びの本質に斬り込んでいかないと。
学びの本質に斬り込み、
学びをより深いものにするきっかけを与えられるのは教師だけ。


今日、この瞬間に学んだことが、子ども達の未来に繋がる力となっているか?
常に問い続けなければならない。