あきらめの中に生まれる成長

「あきらめること」は「明らかにみる」こと。
自分の置かれている状況、自分の向かうべき道を「はっきりと見据える」こと。
教育の真髄は子どもたちにいかに「あきらめさせる」かだ。

「あきらめられない(明らかに見れない」子は自分で決めたがる。
自分の好き嫌いで物事を選びたがる。

そこではない。
人はもっと大きいものに突き動かされながら毎日を積み重ねていく。
それを理解することが「あきらめる」ということ。

「あきらめ」とは決してネガティヴな言葉ではない。
むしろポジティブな言葉。

自分の置かれた状況、学ぶべきものを明らかに(はっきりと)見据え、前に進む力をくれる。
あきらめの中にこそ成長がある。