様々な学びをいただきました。

先日、「THE教師力〜若手教師編」の本が届いた。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-097227-2


このような企画に参加する機会いただけたこと。
本当にありがたく思います。



この原稿は自分に様々なことを考えさせてくれました。
「教師力とは何か?」
自分の中にあやふやに漂っていたものをもう一度形にするきっかけをいただきました。



いろいろ考えてきたけれど、結局「教師力」ってなんなんだろう?
そもそも「教師力」なんて言葉は存在しないのかもしれない。
「人」としてどう歩んでいくか?それしかないのかもしれないな。
でも自分は本当に人のために仕事をしているだけなのだろうか?
人のためといいながら、結局自分自身のために教師を続けているだけなのかもしれないな。



頭の中をグルグルと回る問い。
原稿を完成させた後も、その問いは反芻されています。
答えはきっとその時がくれば、頭の中におりてくるのでしょう。
地道に、足元を固めながらその時がくるのを待とうと思います。



この原稿依頼をいただいた時に、1つだけ心に決めていたことがあります。
それは
「小手先のテクニックは書かないぞ」
ということ。



この本を10年後、20年後に読み返した時。
まだそこへ至ることができていないほど高いもの。
そんなものを書きたいと思った。



「すぐできる」「だれでもできる」
ではなく
「すぐにできない」「自分にも届かない」



そんなものを書きたいと思った。


私は年をとります。
様々な経験の中で成長をしていきます。
しかし、本の文章は年をとらないのです。
一度形になったら変えることができないのです。
そう考えると、奥の奥にあるものを書かないと。と思ったのです。



「目的を見据える眼」と「自己肯定感を育てる力」があなたにはあるのですか?
もしそう問われても、私は自信をもって首を縦にふることはできません。


しかし、自信をもって言えること。
それは
「そのために学び続けています」
ということです。


高みを仰ぎみながらも、日々足元をしっかりと耕していく。
そんな自分になりたいと思います。


貴重な機会をくださった、堀先生はじめ関係者の皆様。
ありがとうございました。