踏み出すことで変えていく

踏み出します。

http://d.hatena.ne.jp/tontan2/20121103


子ども達が「学び続ける」ために必要なことはなんなのか?
それを成立させるために必要なパーツを模索してきました。
常に坂内さんとの会話で話されていたこと。
それは「教師の理念」です。



「理念」?そう思われる方は必ずいるでしょう?
この言葉は非常にあいまいなものです。
しかし、どんな所から斬りこんでも、最終的にはここに戻っていくのです。
坂内さんと話していると話題の切り口は多種多様です。
国語、算数、理科、社会…
行事、学級経営、生徒指導…

話をするたびに話題は違います。しかし、不思議なことにどんな話題からはじまっても、最終的に「教師の理念」という部分に辿り着くのです。
「語る事象」と「理念」の間を何度も往復する。それで私は成長することができました。


日々問い続け、「現実」と「理念」の間を往復することで見えてきたものがあります。
いかに子ども達を学び続ける人へと高めていくか?
おぼろげであったそのパーツが一つ一つ明確になりつつあることを感じます。



「始めるのは簡単。しかし、持続するのは難しい。」
この悩みを切り拓く実践になる。そう確信しています。



坂内さんと話していておもしろいなぁ。と思うのは二人とも切り口が全然違うということ。
しかし、「理念」の部分で繋がり合っているので、何をやるにしてもお互いの実践の意義が見えることでしょう。この状態がまさしく「ゆるく繋がりあっている」状態なのだと思います。
先日、電話で話していてそんなことを感じました。



坂内さんは理系。彼は4月から説明文を切り口に子ども達を育ててきました。
理科、社会、その他の教科へのクロスカリキュラムという切り口は理系だからこそ見出せた切り口でしょう。
一方私は文系。物語を切り口に子ども達を育ててきました。
新しいクラスになって半年。
まったく違う切り口で進んできた両クラスの実践が今交差しようとしています。


お互いが突き進む。しかし、根底は繋がっている。その強みが見えてきました。
これが「チーム」の力なのでしょう。



この実践はかなりの可能性を秘めていると思います。
私が根底から変わることができたように、自分自身を根底から変えることができるチャンスかもしれません。
しかし、中途半端な覚悟で取り入れれば必ずその甘さが自分自身にはねかえるでしょう。
それは私とて例外ではないのですから。
それでも「学び続ける未来を見たい」という方はぜひメールをください。