襟を正す

昨日はクラスの保護者の方々が、懇親会(送別会)を開いてくださった。
未熟な自分に対してここまで温かく接してくださったこと。
生涯忘れることはないだろう。
温かい会だった…。


自分は本当に人に恵まれていると心から実感した会だった。
おいしい料理。
楽しく語らい、笑い、いい時間を過ごさせていただいた。


誰もが子ども達のことを本気で想い。
その想いが言葉になってあふれだす。
「子ども」という共通の目的をもったチームなのだなぁ。
新幹線の時間の都合で途中退席。もっともっと話がしたかった…。


もったいないお言葉をたくさんいただいた。
感謝を述べたいのはこちらのほうだ。
未熟な自分をここまで信じてくださった。
感謝されるほど子ども達を伸ばしきれなかった。
申し訳ない。


「満足してるんだからそんなこというな」
そういってくれる方々だからこそ申し訳なかった。


本当は自分がやるべきこと。
それをやり切れなかった。
不完全なまま引き継ぐしかない己の無力さ。
これを踏み台に進み続けるしかない…。


この虚しさを超えていくしかない。
満足なんて決してできない。
だからこそ走り続ける。
卒業した彼らに語れるのは己の「背中」のみだろう。


保護者の方々の温かい言葉を胸に前へ。
少しでも恩返しできる自分へと。
素敵な会を本当にありがとうございました。