[学級通信]無意識を形にする時間

学級通信148号より



2学期から帰りの会の最後にペアトークを始めた。
ペアになってお互いに話をする。



ファシリテーターが聞く項目は5つ。
?あなたの目標は?
?何がうまくいってる?
?何がうまくいっていない?
?だから何をすべき?
?1〜4まで話してみて感じた感想は?


もちろんファシリテートすることは忘れない。
「っというと?」「具体的に?」「例えば?」
そんな言葉を紡ぎながらペアトークは進む。


話したあとは「振り返り」としてまとめ。まとめるノートは自主学習ノート。
学校の自分と家庭の自分。
両者を繋ぐ大切な振り返りだ。
家で自主学習ノートを開くと学校での自分に出会える。


「先生!誰かと話すとじゃんじゃん書けますね!」
そんな声が聞こえる。
ペアで話したことをまとめるだけなので、子ども達の鉛筆は軽快に走る。


このペアトーク。やってみるとわかるが、頭がクリアになる。
無意識で感じ、 勝手に自分の中で納得していた形のないものが
人に説明をすることで形となって現れてくる。


人に自分の想いを語る。 まさに学校でしかできないこと。
目標を意識し、今の自分を振り返る大切な時間。


夢をつかむために一番大切なことは「目標をもち、それを意識し続けること」
それが無意識にできるようになった時、自分の夢はほぼ手に入りかけている。


教室という空間。そこを目標を意識し続けられる大切な空間に。
子ども達と共に創っていきたい。