[私はこう思う]没頭

夜中までゲームをやり続けている子ども。
食事もせずに何時間でもしゃべり続ける人。


「睡眠を削って体に響かないのかな?」
「ご飯も食べないでよくやるな?」


こっちから見るとそんな風に感じてしまうこともしばしば。
しかし、彼らはゲームやおしゃべりをがんばってやり続けているわけではない。
彼らの行動に「努力」「根性」はひとかけらもない。
ただただ楽しくてやり続けているだけだ。



何か没頭している人々。
彼らを突き動かしているのは自分の意欲。


「楽しい」「つまらない」
「つらい」「つらくない」
「やりたい」「やりたくない」


そんな考えは頭にひとかけらもない。
ただただ楽しみながら全力で突き進んでいる。
何かに没頭している人は人の評価も関係ない。
「自分がどうしたいか。」それしかない。
自分の気持ちに正直に、ただただ楽しんでいるだけ。
勉強をゲームやおしゃべりと同じように考えられるような人は強い。



「努力すれば報われる」
「根性を出してがんばれ」
「歯を食いしばって耐えれば何かが見えてくる」



そういう考えでは一流にはなれないのではないか。
一流の人々は「努力」とか「根性」なんて超越した所で没頭し続けている。


「どうしたらよいか?」「どんな努力をしようか?」


そんなことは全然頭にはなく、ただただ自分の感覚にしたがって突き進んでいる。
そして、いつのまにか結果がついてくる。


どんなことでも没頭することができるってすごいことだと思う。
余計なことに惑わされず自分の全力を出せる。
没頭する経験を積み重ねた人は強い。


「つかれたなぁ」「やりたくないなぁ」「つまらないなぁ。」
そんなことを思っている時点で自分は確実に没頭できていない。
つまらない感情にとらわれずに目の前のことに没頭できる人間に。
それが今の自分の課題。