「知人」から「友」へ 「友」から「仲間」へ

前にも書きましたが、私は小学校からボーイスカウト続けてきました。

前回の記事
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/furu-t/20101226

先日、私の隊長からメールをいただきました。
なんかずしりと心に響いたので、学級通信に引用させてもらいました。


学級通信127号より↓↓

隊長からもらったメール
以下引用




「巡り合えば知人となり
 語り合えば友となり
 共に汗を流せば仲間となる」


こんな言葉があります。


子ども達にとって大切なものは数多くあるかと思いますが
「友」の存在は非常に重要です。


仲のいい友達や、ウマがあう親友も大切ですが
本当に大切なのは、同じ目標に立ち向かい切磋琢磨し合う
「盟友」であると考えています。


昔、ボーイスカウトに入っている子の家に行ったときに、
当時小学生だった弟がいました。
こいつが「友達にいじめられるんだ・・・」と相談してきました。


オレの答えは、


「ダチをつくれ!」


以下、弟へのアドバイス


「ダチの作り方知ってるか?簡単だよ、誰かが困っていたり
 大変そうだったりしたとき、黙って手伝ってやりゃいいんだよ」
「そんでもって、助けたそいつに何かお返ししてもらおうなんて
 思うんじゃねーぞ」
「んで、いつも胸張って笑ってろ!それだけで十分だ。」
「そうするとな、少し時間はかかるかもしんね−けど
 お前が困ってたときに役に立ってくれるかどうかはしらねーが
 必ず、声をかけてくれるコが出てくるよ。そいつがダチだ。」
「てめぇがふんぞり返ってたり、威張ってるだけでダチはできねーぞ」
「そしてな、子どもの頃に出来たダチってなァ、一生の宝モンなんだ」
「ただいるだけで楽しいだけのお友達も大切だけど
 お前のために汗を流してくれるダチってのを仲間ってんだ」


仲間は慰め合うためにいるんじゃねぇよ。前に進むためにいるんだ!
血と汗と涙を流さねーでダチなんか出来るかってんだ!」
(血は流さなくていーけど・・・)


引用終わり


一緒にいるだけでも足りない、話すだけでもまだ足りない。
何かの目標に向かって共に歩んでこそ仲間。
そうだ。私はクラスを単なる器ではなく「仲間という集団」にしたいのだ・・・。
このメールで自分の考えが再確認できた。


学校全体が「仲間」という意識に包まれますように。
今自分にできることはなんだろう?そんなことを考えさせられた。