部活動

中学校に勤務していた時から「部活動」への悩みは尽きなかった。
心も体もボロボロだった。
部活動が苦しくて学校へ行きたくなくなってしまったことだってあった。
でもどうすることもできなかった。


しかし、最近は少しだけ解決の糸口をつかみ始めている。
この問題を解決できる唯一の方法。それは
すべてをオープンにすること。


http://manabiai.g.hatena.ne.jp/tontan2/20101215/p1

tontanさんが書かれたような現状を隠さず、オープンにして
子ども・保護者・地域・教師が腹を割って話す場面を設定することしかないと思う。


なぜ、部活動が社会体育にシフトしていかないか。
それは、みんなが責任の所在を探しているから。
責任をとる覚悟がないのだ。
その気持ちはわかる。わたしだって責任をしょいこむのはいやだ。


じゃあ、どうするか。
答えは簡単。みんなで責任をしょえばよい。


みんなでやればいい。


「そこで生きる子ども達、保護者、地域・その学校の教師」
が腹を割って話をして、その学校、地域に合った部活動スタイルを
創りだせばよいのだ。


「じゃあ部活は学校でやりましょう」
「じゃあ部活は社会体育でやりましょう」
なんて、統一しようとしているから、問題は起きるのだ。


それぞれの学校独自の部活スタイルがあっていいのではないか?
そして、それは毎年変わったってよいのではないか?
私はそう思う。



保護者が引っ張っていく形をとる学校があってもいいだろう
社会体育にお願いする形をとる学校があってもいいだろう
学校が運営していく形をとってもいいだろう
やらない学校があってもいいだろう


それぞれが、それぞれに置かれた環境に合った答えを出せばよい。


誰もが子どもの成長を願っているのに、
責任の押し付け合いで、仲たがいするなんてもったいないと思いませんか?