歯車がかみあい始めた

学級通信116号より↓↓



単元仕分けをしたあと、クラスが日々成長をし続けている雰囲気を感じる。
テストをしたわけではないので、数字に表れる結果はない。
しかし、教室にあふれるオーラがいままでとは違うのだ。


今日の音楽の時間の光景。
私が音楽室に入ると黒板にすでに目標が書かれている。


「威風堂々をリコーダーで吹けるようにする(全員がね!)」


時間になるとみんなが自然と集まり、自然に授業がはじまる。
自由な雰囲気で『学び合い』にするか、グループでの『学び合い』にするかは、
自然に話し合いが始まり、みんなの中で方向が定まっていく。


グループでの『学び合い』といっても、
その集団にしばられたまま1時間が終わるのではなく、
グループを基盤として、しだいに学びやすい集団へと変化していく。


「ちょっとぬけていい?」
「あっちにいって練習しよう!」


そんな変化を絶えず続けながら、授業が進んでいく。すごくここちいい雰囲気。

お互いが縛り合い、歩みをとめてしまうのではない
みんなが同じ方向を向いて、歩幅は違うが歩み続けているのだ。


自分達で学習する時数目標を立てたという責任
学習すべきことが見えたことへの安心感
みんなで1つになって学習しようという団結


そんな歯車がかみあい始めた。
教室をつつむ雰囲気で感じ取れる。
日々、成長する子ども達。さぁ、私も負けられないぞ。