失敗から学ぶこと

昨日の記事をもとに学級通信を書いてみた。

学級通信106号より↓↓



一人一役の仕事、給食当番の仕事、
清掃当番の仕事、委員会の仕事、行事の実行委員の仕事・・・。


学校の中は、た〜くさんの仕事であふれている。
任せられる仕事の量は高学年になればなるほど、多くなるもの。


でも、そんなたくさんの仕事すべてを、常に完ぺきにこなすことはできるか??


そんなことは決してできない。


だって、人間は機械ではないもの。
与えられたものを常に完ぺきにこなすなんて不可能だと思う。


ぬけてしまったり、失敗してしまったりして当然。
完ぺきな人間なんていないのだから。


下の2つのセリフは私がよくつかうセリフ。



「任せるよ。でも結果は出してね。」
「失敗するのはしかたがない。
 でも失敗するのはやり方がまずいってこと。どうすればいい?」




「結果は出せ!絶対失敗はするな!」
では、正直お互いにしんどい。
何度でも挑戦していける「ゆるさ」も大切だと思う。


よくある出来事。

「先生!○○くんが一人一役の仕事をやらないで帰ってしまいました!」
「先生!給食当番の人が、片付けをしないで、遊びにいっちゃいました!」


そんなことが起こった時、私は必ずその人を呼んで、話をすることにしている。


「○○くん。どうやったらできるようになるかな?
 自分で考えてどうすればいいか私に教えてね。」
「給食当番○班〜。集まって。どうすればこのミスがなくなるか話し合ってみて。 ミスがなくなればどんな方法でもいいからね。」


完ぺきにできない時があるのが当たり前。
でもなぜ、できなかったかをしっかり見つめ直さなければ、
その失敗は全然生きない。


だれかが失敗しても、涼しい顔で聞けるようになりたい。


「で、どうする?」って(笑)