学ぶべきことはシンプルだった!

「う〜ん・・わからん。」

小学校へ異動して約半年。
4月はすべての教科で上の言葉をつぶやいていました。


でも『学び合い』に出会ってから、
今まで見えなかったものがいろいろと見えてきました。


でも、いくら考えても、もやもやが晴れない教科が1つ。
それは・・・、社会!


社会って難しくありませんか?
確かに教科書の各ページに目標は書いてあります。
しかし、読み取らなくてはいけない情報があまりにも多くて、
最低限何を読み取らせたらよいのかわからなくなることがしばしば・・↓↓


「1人で考えてもしかたがない。学校でしかできないことやろ〜っと!」


ということで、わが師匠、tontan先生に聞いてみることにしました。


わたし
「tontan先生。社会ってどう『学び合い』をさせればいいんですか?
 情報があまりに多くて、いまいちつかみどころがなくって・・・。」


tontan先生
「簡単なことだよ。これを考えさせればいいだけじゃん。」


さらっと答えるtontan先生。
指を差されたのは、学習指導要領のある1ページ。



《以下引用》

我が国の工業生産について,次のことを調査したり地図や地球儀,資料などを活用したりして調べ,それらは国民生活を支える重要な役割を果たしていることを考えるようにする。

ア 様々な工業製品が国民生活を支えていること。
イ 我が国の各種の工業生産や工業地域の分布など
ウ 工業生産に従事している人々の工夫や努力,
  工業生産を支える貿易や運輸の働き

《引用おわり》



ビビビっと衝撃が走りました!
「なるほどっっっ!!!!!!!」


今まで「教科書を」学ばせようとしていたわたし。
でもそれは大きな間違い。


「教科書で」学ばせなければいかなかったのだ!


子ども達が学ぶべきことは学習指導要領にすべて書いてある。
1番シンプルに書かれているこの3つをゴールに示せばよかったのだ!


その後、tontan先生はつぶやく。


「5年生ぐらいだったら、学習指導要領のこのページ、まるまるコピーして読み取るぐらいできるんじゃない?」


確かに!!!!


「自分達で学び合える子どもを育てたい」と思っていながら、原点である学習指導要領を軽く見ていたわたし・・・。
お恥ずかしい。


(ほんの少し)もやもやが晴れました!
tontan先生ありがとうございま〜す!