や・・・やられた!。

学級通信98号より↓↓


理科の話。
今、学習している単元は「流れる水のはたらき」
実験内容は大きくわけて3つ。


?水を流した後、地面がけずられている所と土や石がたまっている所を調べる
?流れが曲がっている所の外側と内側でどちらが流れが速いか調べる
?流す水の量を多くして、流れの速さや地面のけずられかたを調べる


みんな校庭に出て、思い思いの場所で実験開始。

水が流れなくて苦戦している班。
堤防が崩壊して水びたしになっている班。
土が固くてほるのに苦戦している班。
見わたすと、班それぞれの個性が見える。


さて、実験も終わりに近づき、砂を片付け始める班がぼちぼち出てきた。
そこで、ある班にわたしはちょっと意地悪を・・・。


わたし
 「ねえねえ。水って、内側を流れる水と外側を流れる水、どっちが速いの??」
○班の人
 「外側ですよ!」(自信たっぷり!)
わたし
 「へえ〜!じゃあ○○くん。なんで外側が速いか説明できる??」
男の子
 「えっ!ぼくですか?う〜ん・・・。」


心の中でにやっとした私。
「だろ?次は説明できるようにしてね!」と言おうとした瞬間。
彼が答えた!


(どぎまぎしながら)
「えっと。2人の人が一緒に並んで走るとするじゃないですか。
コースが直角で曲がらなきゃいけない時、どうしても内側の人は
『おっとっとっ』てなってスピードを落とすじゃないですか。
でも外側の人はそれほどスピードは落ちないでしょ。
水も同じなんじゃないかなあ〜?」


「や・・・やられた!」
流れる水をランナーにたとえるとは・・・。まいりました。
彼らは、絶対テストではまちがえないでしょうね。
私には絶対思いつかない説明だなあ。