未来へつながる学習

学級通信122号より↓↓


子ども達はなぜ勉強をするのでしょう?
うちのクラスの子ども達はこう答えました。


「自分の将来のため」


では、将来の自分が生きていくために必要な力とはなんなのか?


昨年授業参観にきてくださった企業の方が興味深いことを話していました。



「今の若者達は上の人が指示をしたことはできるが、
 自分達で考えなさいというと思考が停止してしまう人が多い。
 そういう人は企業では使えない。」



指示をされなくても、何をすべきかを自分自身で考えて行動できる能力。
わからないことがあったら
他の人とうまくコミュニケーションとりながら歩みを進められる能力。
多くの企業人はこんな能力を求めているのですね。


学校の学習する目標とは?
「この単元ができるようになる」ということは1番大切な目標ではありません。
大切なのは
「この単元をまなぶことを通して、どんな力が身についたか」ということです。


たとえテストで100点を取れるような知識を身につけたとしても、
「ちょっと教えて」と聞きにきた人を切り捨て、「自分さえわかれば良い」という考えで学びを進めていては意味がないでしょう。


子ども達にいつも話していること。それは
「楽しみながら学習をしよう」「結果を出せる学習をしよう」
そして最近もう1つ付け足すことにしました。
「未来につながる学習をしよう」です。


「単元を学ぶ」のではなく「単元で」学ぼう!
未来の自分が輝いて生きられるように。1日1日を大切に生きよう。
子ども達にそんなことを話しました。