まだまだ甘い 自戒をこめて

学級通信111号より↓↓



↓今日の時間割(予定)↓


1校時目 モジュール  
2校時目 算数 
345校時目 図工


昨日の放課後、図工プロジェクトチームの男の子が声をかけてきた。


男の子:「先生。明日の時間割の件ですけど。
     234校時って図工の方がいいんじゃないんですか?
     そうすると2、3校時の間の休み時間も図工につかえますよね。」

 私 :「なるほど!それはいいね。じゃあ明日の朝、
     それでいいかみんなに聞いてみよう!」


そして、今日の朝。ちょっと用事があって朝の会に遅れた私。
そこに、昨日の男の子がむかえに来た。


「先生。今日の時間割、123が図工 4がモジュール 5が算数になりました。」


えっ!?先生のいないところで決めちゃったの?


内心ちょっとムッときた私がいた。
図工プロジェクトチームが勝手に時間割を決めるのはちがうなぁ。

そして、少しきつい言葉で言った。


「時間割は先生がいないところで決められちゃあ困るぞ。
 『先生が時間割を変えてもいいって言ってたよ。』
  って図工プロジェクトチームが言ったんでしょ?」


「ち・・ちがうんです・・・。」と困った顔で男の子が説明する。


よくよく話を聞いてみると私が完全に悪かった。
図工プロジェクトチームは、勝手に時間割を決めてはいなかった。
図工チームは、朝の学活で緊急議題を提出し、
234校時が図工でよいかみんなに相談したらしい。
そして、みんなで話し合った結果、
4校時が図工だと、片付けの時間に手間取り、給食の準備が遅れてしまうとの結論に達し、
123が図工になったそうだ。


「すまん・・・。完ぺきに先生が悪かった。」


私はこの時間割は図工チームがみんなにおしつけたものだと勝手に思いこんでいた。
話を半分しか聞かず、勝手に誤解をしていたことに深く反省。


「自分たちのことは自分たちで考えて決められるようになったらすてきだよね?」
「信じるよ。任せるよ。」
そんなことをいつも話しているくせに、このざまだ。


「たくさん失敗して、考えさせればよい。」
そんなことを言っているくせに、きつい言葉で自分の意見をおしつけた。


昨日に引き続き、自分の弱さに気づかされました。
傷つけちゃってごめんね。


それにしても、自分の手を離れてどんどん成長していく2組。
頼もしいかぎりです。
先生も負けずに成長していかないとなぁ・・・。