『学び合い』と「グループ学習」の違い

学級通信95号より↓↓


「う〜ん。クラスのことが見えているなぁ…」とうならされる議題が入っていた。


「さいきん(フェスタの準備のため)国語や算数がないためか、『学び合い』から少しずつ遠ざかっています。僕たちは(学び合いではなくて)グループ学習になっていると思います。
どうすれば『学び合い』になりますか?意見をください。」


そうそう。それは私も感じていた。授業中みんなが机にべったり。
決まったメンバーとしか情報交換しない雰囲気がちらほら。
私が少し気になっていたことを、クラスのメンバーが感じ取っていたことが嬉しい。

「さあ、みんなどんな解決法を出すのかな?」と興味津々の私。
絆の輪によって、みんなが出した解決方法は次の通り。


・家で予習する、家で出来ることは家で。それをもとに授業では意見交換をしよう。
 問題を解くだけではグループ学習になってしまう。
・自分の机だけを利用しないようにしよう。
・フェスタが終われば大丈夫でしょう。今は忙しいからそうなっているだけさ。
・「わからない人は〜?」と声をかけてみる。
・みんなで声をかけあう。


みんなが真剣に考えていた。
たとえ解決しなくても、こうやってみんなで同じことを考える場があるってことが大切なんだよね。
クラス会議「絆の輪」
朝のたった15分ですが、私にとってもクラスにとってもすご〜く大切な時間です。

さあ、どんな成長を見せてくれることやら。
火曜日からの『学び合い』にちょっぴり期待です。